今回はAgoda掲載で経験した3つのトラブルおお話。宿泊施設はいろいろな予約サイトに掲載して集客しています。今回のAgodaやBooking.comなどは海外からの集客に強く、多くの宿泊施設が利用している予約サイトです。そんなAgoda掲載で経験したトラブルと、注意点をご紹介します。※本記事は当施設が実際に経験した事例をもとに執筆しています。契約内容や運用方法は掲載時期や施設によって異なる場合があります。
3つのトラブル
今回は、代表的な3つのトラブルをご紹介
長文の契約書に隠される入金申請と期限
ゲスト「支払い」→Agoda「受け取り、手数料を減って送金」→宿屋「着金」となる。
しかし、宿屋が「売上入金お願いしいます」→Agoda「かしこまりました。」となって始めて入金される。
しかし、この「入金お願いします」は、3ヶ月以内にしないといけない。
他のサイトだと、毎月入金してくれるサイクルなのだ。
当施設では、入金申請期限を過ぎた売上については2021年ごろに複数回にわたり入金をお願いしましたが受けられませんでした。
何度問い合わせを重ねても契約条項に基づく対応との説明でした。

なお、うちはその結果、掲載停止させてもらいました。(数十万円の売り上げは損金にもならず税務的にも悩ましい問題でした)
本社が海外企業であることもあり、当施設としては法的対応を検討するにはハードルが高いと感じました。
想定外の値引きや割引
先日、さまざまな事情からAgodaへの掲載を再開しました。
その際、当施設では利用を意図していなかった割引設定が有効になっており、想定していた販売価格より大幅に低い金額で予約が入っていることに気付きました。
当施設としてはその設定を認識しておらず、予約成立後に初めて気付いたため、想定外の販売となりました。
この件についてサポートへ問い合わせを行いましたが、記事執筆時点では十分な回答を得られていません。
現地決済予約で経験したトラブル
現地決済の予約のゲストの場合。
カスタマーサポートにゲストと連絡が取れずにお願いしても連絡をとってくれた事実は確認できませんでしした。
当日になってもゲストにも連絡取れず深夜まで待つことになったので、当施設からサポートへ何度も依頼しましたが、ゲストとの連絡支援は受けられませんでした。
これにより、当施設では当日24時までゲストを待ち、予約も確保していましたが、現れず。同じ事象が続き、繁忙期の満室時に不泊(Noshow)が続き、1ヶ月で合計十数万円の損失を受けました。
この事例が続くので先回りして同じケースになったらどうするのか、どうしたらよいのかサポートに連絡していましたが解決はされませんでした。
Agoda側は「不泊(Noshow)のゲストに請求してください」とのことですが、そもそも電話もメールも繋がらない海外のゲストにどのように請求すればいいのか不明で、聞いても「ご自身で請求してください」との回答でした。
さらに、今後同様のケースが発生した場合の対応について確認しましたが、同じく納得できる回答は得られませんでした。
対策について
と私が経験してきたトラブルですが、注意点・対策すべきことは以下の点かと思います。
・入金申請期限の確認
・現在の販売価格のチェック
・現地決済設定とノーショーのリスクは考えること
上記の3点を事前に確認しておけば、トラブルを回避できる可能性は高くなると思います。
おわりに
掲載する予約サイトも多くなると財務から、掲載管理まで手間が増えます。ゲストとの対応もある小さな宿を行うのであれば、間口を広げるのも大切ですが、一人ひとりの目の前にいるゲストの対応をすることもたいせつです。無理のない程度で予約サイトの掲載を行うこともお勧めします。
、Agodaは世界中の旅行者にアプローチできる大きな販路でもあります。私自身は苦い経験をしましたが、利用する場合はリスクも理解した上で活用することをおすすめします。